So-net無料ブログ作成

『Endeavour/新米刑事モース~オックスフォード事件簿~』S2、脚本家ラッセル・ルイスの序文より。-ITV Press Pack- [Roger Allam (TV)]

『Inspector Morse/主任警部モース』の主人公・モースの若き日を描いた『Endeavour/新米刑事モース~オックスフォード事件簿~』、新エピソードのWOWOWでの放送が来月に迫っています。そこで、海外の記事からインタビュー等を紹介します。今回はイギリスITVの宣伝用資料(S2/Case6~Case9)に脚本家兼エグゼクティブ・プロデューサーのラッセル・ルイスが寄せた序文から、8月に放送されるCase 6「消えた手帳」Case 7「亡霊の夜想曲」に関わる部分を一部抜粋します。ソースはこちら: 

ITV Press Centre - Endeavour (S2) (ページ下部の"Download Press Pack"ボタンを押すとPDF版をDLできます)

日本語は拙訳です。ご指摘ある場合、コメント欄かまたはメールでお知らせください。

※それほど長くないですし、事件解決に関わるネタバレはありませんが、予備知識なしでドラマをご覧になりたい方にはスルーをお勧めします。以下(続きを読む)からどうぞ。
----------------------------

ヨハネス・ブラームスが作曲した「ドイツ・レクイエム」第2曲のオープニング-エピソード1:「Trove/Case 6 消えた手帳」の序曲として流れるこの曲が、Endeavour シリーズ2:1966のあり方を決定づけます。根底に横たわるのは、滅びの予感と胸痛むほどの悲哀です。

合唱部分の歌詞は聖書の一節-第一ペテロ書簡1:24からの引用です。'Denn alles Fleisch'-「人はみな草のごとく」。エンデバー・モースは、「死を記憶せよ」という言葉にふさわしい-死に至るかもしれなかったケガの後遺症と闘うことになります。そして我々は、[前シリーズの最後のエピソードで]撃たれてから4か月後、第一線への復帰の可否を判断する警察の健康検査医との面談を待つモースと再会します。彼の健康が心身ともに完全に回復しているかは疑問であり、そのことが友人たちや上司のフレッド・サーズデイとの関係に影を落とします。そしてついにドラマが始まるのです...

1966...素晴らしい年でした。古き習わしの最後の挨拶。何かが終わる予感。古き皮袋をすべて片づけるために、ペッパー(*1)、パイパー(*2)、[ジミ・]ヘンドリックスにドアーズが薄暗い舞台袖で控えています。先鞭をつけたのは『リボルバー』(*3)ですが、1967年の香港暴動の前にもう一つ時代を象徴する出来事がありました。言うまでもなく、[イギリス]国民を虜にしたスポーツイベント(*4)です。すべての国民よ、エピソード2:「Nocturne/Case 07 亡霊の夜想曲」で奇妙かつ身が震え上がるような謎に取り組む、オックスフォード市警の若き刑事巡査を救いたまえ。

[以下訳者注]
(*1)1967年発売のザ・ビートルズのアルバム『Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band/サージェント・ペッパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド』
(*2)1967年発売のピンク・フロイドのアルバム『The Piper at the Gates of Dawn/夜明けの口笛吹き』
(*3)1966年発売のザ・ビートルズのアルバム『Revolver/リボルバー』
(*4)1966年にイギリスで開催されたサッカーのワールドカップ

-------------------------------

もうどうしましょうね。いきなり「滅びの予感と胸痛むほどの悲哀」ですよ。まさしくモースが戻ってきたと言えましょう。今回ラッセル・ルイスは、1966年の時代背景を丁寧にドラマに取り入れています。個人的にはそれが前面に出すぎでは?と感じる回もありますが、イギリスの歴史として興味深いことは間違いありません。ラッセル本人がこの年への思い入れが強いのかも、と感じます。

サーズデイは当然モースのことを今まで以上に気にかけるわけですが、目をかけられるモースに羨望のまなざしを送りつつ、サーズデイを愛でるファン心理はS1とまったく変わるところがありません(爆)。放送前なのでこの辺にしておきますが、あんなサーズデイやこんなサーズデイも観られますので、ファンの方はどうぞご注目ください。

WOWOW 『新米刑事モース~オックスフォード事件簿~』、放送予定は以下のとおりです。


8/24(日)午後1:00 WOWOW プライム Case 6 消えた手帳

8/24(日)午後2:35 WOWOW プライム Case 7 亡霊の夜想曲

9/25(木)午後4:00 WOWOW プライム Case 6 消えた手帳

9/25(木)午後5:45 WOWOW プライム Case 7 亡霊の夜想曲
nice!(0)  コメント(2)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 2

nyajara

riekさん、こんにちは。

ラッセル・ルイスの序文、和訳ありがとうございます。
かなり(暗いのか・・・と)覚悟をして、Series2 x4エピソードに臨みました。
幾度となく心の中で「ぎゃーっ」と叫びました。もちろんEp4でその叫び声は最大となり・・・。Ep4たいへんな終わり方でした! こんな終わり方でSeries3は一体どうなるんでしょうね?? もう精神衛生上よくないから、早く撮影して放送して~(滝汗)

今までの「ちょっとね~あんなステキな上司にその態度は何なの?」という親戚のオバチャン的感想wなんてのどかなもんだったわ~と闇の深さに呆然としています・・・

WOWOW放送までにまた観なおしたいですが、ちょっと数日寝かしてからにします。それにしてもやっぱりEp3,4も早く放送してほしいですね!




by nyajara (2014-08-03 18:05) 

riek

*nyajaraさん

こんにちは♪そうですか、とうとうブルーレイをご覧になってしまいましたか…WOWOW放送前なので控えめにしていましたが、実はそうなんです。心臓バクバクで倒れそうですよね。IMBDにS3のエントリーはできていますが、「2016」になってるんですよ!それまでどうやって待てっていうんでしょう。暴動でも起こしますか!(笑)

S2のDVDは、Ep1~3までは2回みましたが、Ep4は一度しか観ていません。いろいろとアレで見返すことができないのですよ。Ep3&Ep4はまだ放送が先なので、Ep4をそろそろもう一度…と思っていますが。はぁぁ(深いため息)。楽しいシーンもちょこちょこあるんですけどねぇ。

by riek (2014-08-03 22:31) 

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。

×

この広告は1年以上新しい記事の更新がないブログに表示されております。